SASHIKO

'East Meets West' コレクションでは、日本の伝統的な刺繍技法である「SASHIKO(刺し子)」にスポットライトを当てます。

SASHIKOの起源は実用的な工芸品であり、当初は農民が着古した衣服の補修や補強のために、丁寧な縫い目でSASHIKOを施していました。

現在では、ファッショナブルな芸術的手法として用いられ、幾何学模様に配置された対照的な色使いが、美学的な一面を表現します。

またSASHIKOには、手に入れやすいインディゴ ブルーの生地に白い糸をおもに使用します。

SASHIKOの柄は「ライス グレイン」と呼ばれ、その大きさと形が実際のライス グレイン(米粒)に似ていることからその名がつきました。

'KENZO Archive Logo' キモノ

髙田 賢三は90年代のファッション ショーで、伝統的なノウハウを探求しました。

Nigoによる2023年秋冬 ショーを通して、コントラストと同系色のカラーコードを用いて、そのビジュアル アイデンティティを刷新しました。

ナイロンのアウター、デニム、ニット、ジャージーなど、コレクション全体に刺し子の技法を施しています。